新型コロナウィルスによる感染の広がりは既に日常のようになってしまい、当初から2年経っても収束が見えません。また、昨年後半からのオミクロン株の発生により、新たなフェーズに入ったとも言えるでしょう。
此度センサイトでは日本の研究者による最先端の研究開発事例をご紹介し、改めてウィルスの発見・予防に役立つようセミナーを開催します。
この機会に是非ご聴講されることをお勧め致します。

開催日時

2022年3月10日(木)13:00~15:50(聴講者入室 12:45~)

形態

Zoomを用いたWEBセミナー(Zoomウェビナー)
注)本セミナーでは録音・録画、PC画面の撮影、また配布しますセミナーテキストの複製・第三者への提供などの行為一切を固く禁じます。

プログラム

13:00~13:05

事務局説明

 
13:05~13:55

新型コロナウイルス検出の最新センサ

谷口 正輝 氏(大阪大学 産業科学研究所 教授)

現在のPCR検査法は、検体採取から検査結果取得まで数時間を要するため、新型コロナウイルス迅速検査法が世界中で開発されている。新たな検査法は、検査結果を瞬時に共有できる小型なデジタルデバイスから構成されることを特徴としている。本講演では、新型コロナウイルスを検出するセンサの開発状況を紹介する。

 
14:00~14:50

富岳を用いたウイルス飛沫エアロゾル感染リスク評価のデジタルトランスフォーメーション

坪倉 誠 氏(神戸大学 大学院 教授/理化学研究所)

突如として襲ってきた新型コロナウイルスのパンデミックは、我々の社会生活を一変させた。パンデミック初期には、不確かな情報が錯綜する中で、盲目的な恐れと根拠のない自信が社会に広がった。ロックダウンで研究室への立ち入りが制限される中、我々のグループは、試運転中のスーパーコンピュータ富岳を活用して、新型コロナの感染状況に応じて様々な状況における飛沫・エアゾルの飛散を可視化し、そのリスクを社会に発信すると共に対策について提案を行ってきた。評価対象のモデル化から感染リスク評価までをデジタル化し、短期間の間に1000ケースを超える評価を実現したその手法について紹介する。

 
14:55~15:45

実用的「密センサ」の実際

三田 典玄 氏((株)オーシャン(鹿島道路グループ)
IoT事業部長/元・慶南大学校教授)

新型コロナウィルス感染症は既に2年以上、世界を悩ませています。この現状にあって、今もなお、感染防止に有効とされる対策に「マスクをする」「手洗い・うがいをする」の他「人が密集する場所に行かない」ということが言われています。特に「人が密になる場所」はできやすく、実際にそれが徹底されていないために感染拡大があったのではないか、と疑われる例は枚挙に暇がありません。そこでIoTを使ってセンサと小型コンピュータでいわゆる「エッジ・コンピューティングソリューション」を利用して「密」を検知する低価格のソリューションを開発しました。本講演ではその内容と、それに至る技術的背景・社会的背景について、お話をしようと思います。

 
   各セッションのラスト5分は質疑応答

参加方法 他

参加方法 3月8日(火)にzoom招待メールをお送りいたします。
講演資料 受講者用ZOOM招待メール内に、講演資料のダウンロードURLを記述したしますので、そちらよりダウンロードをお願いいたします。

受講料・申込方法ほか

受講料(税込) 一般:8,000円
センサイト登録メンバー・WEB会員:6,000円
センサイト協議会 法人・個人正会員:4,000円
* 講演資料代含む
申込・支払方法 下部にあります、お申込みフォームよりお申込み下さい。 受付が完了しましたら自動返信メールが届きますので内容をご確認ください。
<お支払いについて>
後日、決済用URLを記載した請求書(クレジット用)をお送りします。お支払いは各期日までにお願いいたします。
領収書発行 領収書(PDF)が必要な場合は、備考欄にご記入ください。決済後1週間位でメールにて送付いたします。
申込締切 3月4日(金)16:00
支払締切 3月7日(月)14:00
キャンセル及びキャンセル料金について 本セミナーに参加お申込み後、お客様の都合により参加を中止する場合、お客様に以下のキャンセル料金を適用し、お支払いいただきます。
【キャンセル料金】(開催日を含む)
・開催日から14日前まで:受講料の100%
・15日前から30日前まで:受講料の50%
主催 一般社団法人センサイト協議会センサイト協議会入会申込書
お問合せ E-mail:sensor@optronics.co.jp

※セミナーの参加受付は終了いたしました。