開催日時

2022年7月21日(木)10:00~12:30

会場

マイドームおおさか 第2会議室

主催

使えるセンサ・シンポジウム実行委員会

プログラム

10:00~10:50

人工光合成プロジェクト~太陽光・H2O・CO2からプラスチック原料を作る ~技術開発の現状と将来展望

瀬戸山 亨 氏(三菱ケミカル(株))

光半導体触媒を用いた可視光下での水の直接分解によるグリーン水素製造,選択的かつ安全な水素分離精製技術およびグリーン水素とCO2とからの化学原料であるエチレン、プロピレン等の製造プロセスの開発をNEDO人工光合成(ARPChem)プロジェクトにおいて2012〜2021年度まで取り組んできた。
この成果を受けて本年度よりグリーンイノベーション事業として、その実用化のフェーズに入った。その為にはグリーン水素の製造コスト破壊(≦10\/Nm3)とカーボンネガティブな化学品製造プロセスが開発の要諦だと考えているが、これまでの研究成果の概要と社会実装に向けた今後の展望について紹介したい。

10:50~11:40

“ビヨンド・ゼロ”社会実現に向けたCO2循環システムの研究開発

藤川 茂紀 氏(九州大学)

地球温暖化対策として、大規模CO2排出源からのCO2回収技術導入が始まっています。これは大気中のCO2濃度をこれ以上増やさないという、CO2排出抑制に関わるものですが、これだけでは大気中のCO2濃度を減らすことはできまず、すでに大気中に放出されてしまっているCO2をも積極的に回収しなければ、地球の平均気温は上昇してしまいます。このためには、大気中に放出されているCO2の回収 (DAC)も重要な技術課題となっています。
本講演では近年注目をされているDAC技術を概説すると同時に、分離膜による大気からのCO2回収による「ユビキタスCO2回収」に関する新しい技術の開発などを紹介します。

11:40~12:30

建物全体を脱炭素に導くためのコンクリート技術・システムの新しい姿

田村 雅紀 氏(工学院大学)

国内における物質収支における建設業が及ぼす影響は非常に大きく、過去においては年あたりの総資源投入量の50%程度が建設産業で利用された時代もあった。その結果、国内の住宅建築は6000万戸以上を越えており、1戸あたり2人が居住すれば、1.2億人の人口が住宅で住まえる環境を実現している。
しかしながら、現在国内における年あたりCO2排出量の1/3程度が建設活動を通じて排出されている事実を踏まえると、最終的には建設活動の持続性には各種の脱炭素技術の実現が命題となることから、主たる建設材料であるコンクリートを中心とした脱炭素に繋がる関連技術・システムの新しい姿を紹介する。


その他のセッション

赤字は現在選択されているセッションになります。
・7月20日(水)10:00~12:30 【自動運転セッション】 【感覚・感性セッション】
・7月20日(水)14:00~16:30 【防災インフラセッション】 【医療・健康セッション】
・7月21日(木)10:00~12:30 【センサネットワークセッション】 【脱炭素セッション】
・7月21日(木)14:00~16:30 【ロボットセッション】 【エネルギーセッション】

受講料・申込方法ほか

受講料 ・一般:7,000円(税込)
・(一社)センサイト協議会、協賛団体会員:5,000円(税込)
申込方法 下部にあります、お申込みフォームよりお申込み下さい。
受付が完了しましたら下記件名の自動返信メールが届きます。メール内の決済用アドレスより決済を完了させてください。

件名:使えるセンサ・シンポジウム2022【脱炭素セッション】 お申込み確認メール【オプトロニクス社】

決済が済みましたら、下記件名のメールが届きます。

件名:【ZEUS】決済完了メール(自動配信)
件名:使えるセンサ・シンポジウム2022【脱炭素セッション】 料金お支払い確認メール【オプトロニクス社】

当日は、 決済完了後に届く「料金お支払い確認メール」内にリンクしてあります、【受講証】をプリントアウトしてセミナー受付までお越しください。
支払方法 お支払いはクレジットカードのみとなります。自動返信メールに決済用URLを記載しておりますので、お支払いは7月14日(木)までにお願いいたします。

領収書発行 決済が完了次第領収書(PDF)がメールにて送付されます。
※領収書の宛名は申込フォームの「会社名・団体名」がそのまま反映されます。
申込締切 7月14日(木)18:00
キャンセル規定 お客様のご都合による受講解約の場合は下記のとおり解約金として申し受けます。
6月29日(水)までは受講料の50%、6月30日(木)以降につきましては受講料の全額
お問合せ (株)オプトロニクス社 担当:セミナー係
Tel:(03)3269-3550 E-mail:seminar@optronics.co.jp

申込受付は終了しました