ILT2025令和6年度の研究成果報告会を下のとおり開催いたします。
レーザー技術総合研究所は、基礎研究の成果をいち早く産業界に結びつけレーザーとその関連産業の振興に貢献することをめざしています。
本報告会では、レーザー加工からインフラ診断まで、多岐にわたる研究テーマについて、昨年度の研究成果をわかりやすく報告します。
ポスター発表では、研究員との直接対話により技術的なご相談にも対応いたします。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
2025年11月11日(火)13:00~16:40 ※『interOpto2025 / 光とレーザーの科学技術フェア』と同時開催
パシフィコ横浜 アネックスホールF202
13:00~13:15 |
挨拶
|
---|---|
13:15~13:40 |
月面環境での3Dプリンティング! そこでは何が起きるのか副所長 藤田 雅之 月面における拠点基地建設資材を月表層の砂(レゴリス)を用いてレーザー加熱3Dプリンターで作製する研究を行っている。⽉⾯環境での製造⽅法の実現性の検討を行った。真空かつ重力1/6でのレーザー加熱積層造形やレゴリスの供給方法について報告する。 |
13:40~14:05 |
レーザーで簡単にできる! ナノ粒子合成手法の開発と応用主任研究員 谷口 誠治 レーザーを用いたナノ粒子合成法は簡便かつ環境負荷の低い手法である。液中アブレーションや還元反応を利用した手法の開発、ナノ粒子の応用について報告する。 |
14:05~14:30 |
レーザーのポインティングを超高精度角度で揃える! 画期的ビームアラインメント法副主任研究員 コスロービアン ハイク レーザー光を重ね合わせることにより干渉パターンの制御や高強度化が可能となる。重ね合わせ精度がビーム結合の効率に及ぼす影響や、複数ビームのポインティングを超高精度で揃える新手法について報告する。 |
14:30~14:45 |
休憩 |
14:45~15:10 |
海洋を利用する脱炭素化や原発の廃炉にレーザーで貢献! ハイパースペクトルラマンイメージングライダーの開発主任研究員 染川 智弘 ラマンライダーにハイパースペクトル計測を取り⼊れ、効率的な分光マッピングが可能なハイパースペクトルラマンイメージングライダーを開発している。海洋を利用する脱炭素化への取り組みや、福島原発の廃炉への適用研究を紹介する。 |
15:10~15:35 |
測ったその場ですぐわかる! ダブルパルスLIBS法を用いたRC構造物の遠隔塩害評価研究員 倉橋 慎理 ⾼架橋などの鉄筋コンクリート(RC)構造物の塩害対策のため、レーザー誘起ブレークダウン分光 (LIBS: Laser Induced breakdown Spectroscopy)法を用いた塩分検知技術の開発を行っている。本講演では、遠隔その場計測が可能なリモートダブルパルスLIBSシステムの開発について報告する。 |
15:35~16:00 |
レーザー損傷耐性試験を自動化へ! プラズマ発光計測による光学素子の損傷検出主席研究員 本越 伸二 ⾼出⼒レーザー装置において使用する光学素⼦のレーザー損傷耐性を把握することは重要である。光学素子のレーザー損傷耐性試験の自動化に必要なプラズマ発光計測による損傷検出について、精度向上を図った結果を報告する。 |
16:00~16:05 |
閉会常務理事 梅林 徹
|
16:05~16:40 |
ポスター発表
・月環境での3Dプリンティングに向けて |
受講料 | 無料 |
---|---|
講演資料 |
非賛助会員:3,000円(税込) ご希望の場合は申込フォームにてチェックをして下さい。 レーザー技術総合研究所賛助会員、理事・監事・評議員の企業等の皆様は無料になります。下記にてご確認いただけます。 賛助会員 理事・監事・評議員会社等 |
申込方法 | 下部にあります、お申込みフォームよりお申込み下さい。 |
申込締切 | 定員になり次第締め切らせていただきます。 |
お問合せ | (公財)レーザー技術総合研究所 総務部 E-mail:seika@ilt.or.jp |
*の欄は必ずご記入下さい。
ご入力の際には、個人情報についてをご覧下さい。